植物図鑑 / 有川浩

評価

★×5。
久しぶりに小説ですがすがしい、甘酸っぱい気持ちになりました。
なにか大それたことがらがあるわけではないのですが、
そぼくなキラキラさが全編通してただよっていました。

そして、「雑草という名の草はない」ということを学び
この本にでていていた植物をはじめ、
道端の草花にもう少し目を向けたくなりました。

あらすじ(NOネタバレ)

ある日独身女性が、行き倒れしそうになっている男を拾って同居させるというお話。
(ん??松潤主演でドラマ化された、某少女漫画に似てるぞ?)
そして、各章ごとにお散歩で手に入れた雑草をつかい料理するという流れのなか
で徐々に二人の関係にも変化が…。

雑草料理おいしそ~~!!

結構食べ物が出てくる小説やらエッセイやらすきなんですよ。
イマジネーションがかき立てられ、美味しさを好きなだけイメージできますし。

とはいえ、こんなに食べられる草花が多いってしりませんでした。
どの料理も質素な味付けながら、しっかり素材の風味を引き出していて
すごく美味しいです。(←食べてないけど、読んでればわかる)

実際に著者は、それらのほとんどを作って試しているというからすごい。

私がこの本のなかで食べたことがありメジャーなの以外だと
「のびる」があります。
小学生ぐらいのときに住んでいた場所の近くの雑木林の中に生えていて、
シャベルですくって採って帰り、生のまま味噌につけて食べていました。
見た目も、味も、かなりエシャロットに近いです。

むしろ、大人になってエシャロットをスーパーで見て、
「あ、立派に成長したのびるだ」と思って食べたらけっこうぼやけた味で
のびるのほうがパンチあったなー。って思っていました。

って、気付いたらのびるの思い出を語ってしまいましたが
この本にはマイナーなものから、メジャーなものまでいろいろな草花がでてきて
いろいろな楽しみ方ができると思いますので、おすすめします。

ちなみに植物図鑑というタイトル通り、本にちらっとでも名前がでてくる草花は
巻頭にカラー写真があります。

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