横浜にある、太田なわのれんさん。
なんと、明治元年(1868年)創業です。
ぜんぜんっ、うまれてない~~。
私の覚えてる記憶のなかで、うちの母方のひいおばあちゃんが一番昔生まれた人だけど
さすがに1900年以降だと思う・・・。
明治元年といえば、あれですよ
「散切り頭をたたけば文明開化の音がする」っていうフレーズとともに
男の人たちが牛鍋をつついてる風刺画?みたいのが教科書にのっていました。
時空をこえて、その牛鍋をオットの誕生日祝いに食べてみようと思います。
ちなみにオットは散切り頭をたたいてるわけではなく、
あくびをしながら、頭をボリボリとかいています。
店がまえからそこまで想像つかなかったのですが
中はいった瞬間、広い玄関
待ち構える番頭みたいなひと、すすすっとあらわれる着物来た中居さん
ちょっと雰囲気が重厚です。
通された部屋は2人×4組相席の和室
20畳ぐらいでしょか。広い。
中庭を囲うように、1階、2階といくつもお部屋があるようです。
けっこうお客さんいるっぽくて雰囲気は感じるのですが、とーーーーーっても静か。
注文は、夏の牛鍋懐石コースにしました。
期間限定だしね
牛肉の握りずし、うまーーー。
とろけるので、トロのようだけど、魚ではなく肉のうまみがあります。
手前のポテロングみたいなものは、泡醤油だそうで初めて食べました。
この牛すじスープもおいしかったー。
牛すじだとなんかこってりなイメージがありますが、
さっぱりとしたすんだスープで
カボスのさわやかな風味が鼻にぬけます。
この中で一番おいしかったのは、切子ガラスにはいっていた鱧。
オットと意見が一致しました。
最近、江戸切子グラスをいただいて普段使いにしてるのですが
薩摩切子と江戸切子の違いがよくわからないので、九州に旅行にいってみてはどうか?
と提案したものの、オットに流されました。
いつでも、どこでも、すきあらばどこか行きたいっておもってます(笑)
メインの牛鍋。
なにからなにまで中居さんがやってくれるので、ただじっとまちます。
こんもりと盛られた味噌
あっというまに手早く牛鍋ができました。
お皿への取り分けもやってくれるので、することがなくて落ち着かないです。
その間にも、鍋からふきこぼれた味噌だれが炭火に落ちて
ジュ~と味噌が焼けるニオイはたまらないですね。
それだけでビールがすすみます。
卵も溶いてくれて、そのなかに具材がバランスよく取り分けられました。
さっそくひとくちいったら、
「はつっ(熱っ)」
と、やけどしそうになります。
中居さんに、「下の卵につかって

にほんブログ村↑1日1回クリックしていただけると、更新のはげみになります。